寿梅園|春を感じる梅のお花見ランチでリラックス
「寿梅園」さんは無農薬・無化学肥料で大切に梅を育てている梅農家さんです。手塩にかけて育てたこだわりの梅園を、カフェやワークショップ・講座などで人が集える場所にしている、と聞き伺ってみました。毎日に疲れた人々の心をそっと癒す人・モノ・場所に出会えますよ。
こだわり無農薬栽培の梅農家が営む素敵な梅園。
浜松市浜北区宮口。浜北にある映画館の併設された大型商業施設から車で5分ほど、北西に向かって走ると寿梅園に辿り着きます。
幹線道路からそう離れていない場所なのに、のんびりとした空気が漂っています。
今回は2月18日〜2月28日の梅のお花見期間に開催されていた「梅のごはんとお買い物」を楽しませて頂きました。
伺ったのは雨がしとしとと降る2月下旬。予約をしてから、来る日も来る日もその日がやってくるのを楽しみに過ごしていました。
まずは梅園散策。満開の梅の花が、降る雨にうたれる様も美しく儚げです。
寿梅園と大きく描かれた暖簾を横目にガラス戸を開けると、映画のワンシーンのような、物語を感じさせる空間が広がります。
大きな窓に映る梅の木、シュッシュと音を立てたやかんが乗ったストーブ。雨で冷えた体が、ほっと温まります。
木が活かされた室内は心地がよく、4人がけのテーブル席が2つと2人がけのテーブル席が一つ。
キッズチェアも用意されていました。
梅園を始めたのは今の店主の相佐さんのお母様。
そのお母様が人を招くことが好きで、梅の木を眺めながら、訪れた人々と季節の移り変わりを楽しむために作られた部屋がこの場所の始まりです。
「梅のごはんとお買い物」の詳細は?随時イベントやワークショップも開催。
来店した日は、お花見期間ということで浜松近郊の作家さん達の暮らしを楽しむモノが展示販売されていました。
どの品もお店の雰囲気によく合い、手に取って眺めたくなるような素敵なものばかり。
お食事は以下のメニューから。
まずは基本の一汁一菜ごはんを頼みます。
素材の味を大切に引き出した、滋味深いお味でした。特に“揚げ麩とがんもどきの炊いたん”の中の里芋がとろっとふわっとしていて、とっても美味しかったです。
お大根の漬物の上に乗った梅干しも、いい塩梅に漬かっていてご飯によく合いました。
梅干しはもちろん寿梅園で漬けたもの。購入して帰ることも出来ます。
それから、食後にお汁粉もお願いしました。
一人につき4つお餅がついてきます。網の上でお餅をくるくる焼きながら、庭の梅の花を眺め、優しい気持ちで友人とおしゃべりの時間。
日常の喧騒を忘れ、のんびりのんびり。心が緩んでいくのがわかります。
お餅がぷくっと焼き上がるタイミングで、店主さんに声を掛けると熱々のお汁粉を運んで来てくれるので、焼けたお餅をイン。
玄米の香りが香ばしく、ふっくら炊けたあずきと一緒に食べるとこっくりと甘く、幸せな気持ちになりました。
「梅のごはんとお買い物」は今年は終了してしまいましたが、季節に応じて、梅の花が咲く頃、実がなる頃、夏には梅のシロップのかき氷。随時各種イベント・ワークショップを開催しています。
オープンの日はFacebook、Instagramでチェックしてくださいね。
お店を切り盛りされているのは相佐さんご夫婦
こんな素敵な梅園と直売所を切り盛りされているのは、相佐恵三さんと奥様の由香さんご夫婦。
お二人の仲睦まじい様子と素敵な笑顔に心癒されます。ご夫婦の本業は梅農家で、無農薬・無化学肥料で、梅を大切に栽培しています。
そしてその合間に、季節に合わせて、直売所兼フリースペースをオープン。その始まりは10年程前。梅園で作家さんを招きワークショップを開催したことからスタートしました。
恵三さんは、ご自身も手書きの看板をペイントされる才能溢れる方。室内のあちこちに恵三さんの描かれた絵が飾られていますので必見です。
本棚の上の黄色のペイントも恵三さんの作品。絵本もあるので、子どもが一緒でも安心ですね。
寿梅園は日常の中で、忙しい毎日を忘れる非日常体験ができる場所。
Instagramに綴られる四季折々の梅園の風景もぜひご覧ください。
私も実際に訪れてみて、心が洗われるような時間を過ごすことができました。
寿梅園の基本情報
住所 | 浜松市浜北区宮口4935 |
電話番号 | 090-9905-8485 |
営業時間・定休日 | Instagram・Facebookにて確認 |
子供向けサービス | キッズチェア・絵本あり |
日常を忘れ心癒される度 | [star rate=”5″ max=”5″ number=”1″] |
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