ことの間。|ていねいな暮らしを実現したい方にオススメ!完全予約制のセレクトショップ
Instagramを眺めていたら、目に止まった「ことの間。」さんの広告。取り扱っている商品やお店のコンセプト…見れば見るほど好みな感じで気になる!ということで実際にお邪魔してみました。心がほぐれるような時間が過ごせる「ほしい」に出会えるお店です。
ことの間。ってどこにあるの?どんなシステム?
浜松市西区雄踏町。浜名湖の南東に位置し、大きな公園や大型商業施設が周辺にありながらも、昔ながらの風情を残した遊びと暮らしをつなぐ町です。
ことの間。は完全予約制のセレクトショップ。HPで来店予約をし、お約束の日時に訪問します。
メールでのやり取りの際に「お店の看板がないのでわかりづらいと思います。」と伺っていたので、ドキドキしながら訪問。
外観は至って普通の一軒家。玄関に置かれた真っ赤なポストが目印です。
細い路地を道なりに曲がるちょうど角のところに建ったお宅ですが、看板や表札はないので注意が必要。
近くまで行き、お店の方にメッセージを送るとすぐに出てきてくれました。
ことの間。にはおもしろいルールが4つあります。
- 来店前にHPで商品を確認
- 商品は来店して購入
- 来店には事前予約が必要
- 来店したら必ず商品を購入
中でも一際気になるのが、来店したら必ず購入するというルールではないでしょうか。
でも、実際に見てみたら、思っていたのと違ったな。とういう時もあるだろうし、必ず買わないとってなんだか不安…そう思いますよね。
もしも欲しいものがなかったときは、“はゆるチケット”。
¥550で購入し、次回来店の際¥330分の割引チケットとして使えます。
必要でないものを買ったり、ガッカリして欲しくない。取り扱う商品に自信があるからこそ、欲しいと願う人に手にして欲しい。誠実な店主さんの気持ちが“はゆるチケット”なんですね。
一つ一つ選び抜かれた商品
『うつわ工房 千の森』
店内に入ってまず目を惹くのが、煌びやかな器の数々。
群馬県の作家うつわ工房 千の森 かとうちえこさんの作品です。
プラチナを用いた銀彩器。シックでモダンなぐい呑みの酒器(¥3,300)と富士山盃(¥4,950)。お酒以外にお料理を盛りつけても食卓が華やかになりそうですね。
真鍮の取手の片口(¥10,230)も小粋にお酒がたしなめそうな格好いいデザインです。
白地の透光性のお椀(¥2,750)とフリーカップ(¥3,080)。所々薄くなっていて、光に透かすと水玉模様が浮き出るようになっているんです。
青磁のハトさん花器(¥2,420)。一輪挿しにぴったりなこの花器は、淡いブルーの色彩が美しく、野に咲く素朴で力強い花が似合いそうな優しい作品です。
一つ一つ手作りのため、作品によって形が少しずつ異なるのもまた味わい。
ソープディッシュ(¥1,980)はよく見ると絵柄が違います。手洗いが嬉しい時間になりそうな石鹸受けは、贈り物にしても。
千の森さんの作品は、欠けたり割れたりした場合は金継ぎで補修してくれます。大事に、でもたくさん使って、普段の生活を豊かなものにしてくれそうですね。
『粋衣』
粋衣さんは「遠州織物」を使って、「エシカルなモノづくり」を目指す地元発のブランドです。
地元の伝統産業に関わり、地域の女性の活躍の場を増やしたいというブランドコンセプトにも深く共感できます。
2wayのアズマバッグ(¥11,000)。綿100%のこちらのバッグは、リバーシブルで使える一品。
無地を表にしてシックにキメても、柄物を表に出して遊び心を加えてもおしゃれです。
手前に飾られた手編みクロシェは千の森さんの商品。ことの間。で取り扱う商品は、違うブランド同士でも合わせるとしっくり来ます。やはり鈴木さんの目利き力ですね。
左手のくつろ着シャツ(¥30,580)も粋衣さんの商品です。リネンのシャリ感がおしゃれで、シワになっても気にならないのが嬉しいアイテム。ゆったりと寛ぐおうち時間が楽しくなりますね。お揃いのボトムスの取り扱いもあります。
粋衣さんのHPを拝見したら、こども服のわらべ着なるものも発見!そちらも可愛くて動きやすそうで、遠州織物の魅力が伝わる商品でした。
NORMAALi
こちらのブランドも「遠州織物」を使用し、女性達が手仕事で一枚一枚丁寧に縫製しています。
シンプルでモダンなデザインの洋服で、飾らない美しさを表現する知る人ぞ知るブランド。
手前にかけられたノーカラージャケット(¥30,800)は、コーデュロイ素材で女性らしくも凛としたシルエット。
MAEKAKEは各色(¥7,425)です。発色のいいリネン素材で、お料理するのが嬉しくなりそうですね。
NORMAALiさんの商品は他にもたくさん取扱がありますが、どれも素敵なものばかりです。
店長:鈴木こころさんの想い
お店は一軒家の2階部分にあります。
友達の家に遊びに行ったような感覚で靴を脱いで家に上がり、2階の扉を開けると、そこには店主の鈴木こころさんのこだわりの空間が広がります。
実はこの家は友人と暮らすシェアハウスだそう。鈴木さんは本業で経営デザイナーとして、WEBサイトやパンフレット等の制作を行っています。
- 事務所兼住宅として借りている一軒家の一室があいていたこと。
- プライベートでアートやモノづくりのイベントを訪れるのが好きで、そこで素敵な作家さんや商品と出会ったこと。
- 2020年のコロナという未曾有の事態の中、暮らしと向き合うことの大切さを痛感したこと。
…様々な要因が重なって、 2021年の“今”始めようと決意したと言います。
ネットショップも考えたそうですが、「実際見て触れて購入して欲しいと思いました。そして、買い物に行くという日常の行為そのものに、人と対面することの価値や必要性を感じたんです。」と話す鈴木さん。
本業があるが故、予約制や購入必須等のスタイルを取っていますが、気になる方は、必ず素敵な商品に出会えるので、気軽に行って欲しいです。
取り扱う商品に磁器などが多いので、幼い子連れには向かないかもしれませんが、ママ達の日常が豊かになること間違いなし。ネットで商品を確認してから行けるので、お買い物に時間を取らないのも忙しいママ達に嬉しいですね。
ことの間。の基本情報
住所 | 浜松市西区雄踏町宇布見 4917ー7 2F |
営業時間 | 水13:00〜18:00 土13:00〜17:00 |
定休日 | 日・月・火・木・金 |
駐車場 | 2台 |
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