絵本の店キルヤ|北欧風の小さな絵本のお店キルヤでアートに触れよう
キルヤとはフィンランド語で本を表す言葉。どこか北欧の風が吹く、居心地の良い小さな絵本の店「キルヤ」さんでお気に入りの絵本に出会いました。
小さな絵本専門店キルヤで癒しの時間
浜松市中区紺屋町。浜松の中心地からほど近く、緩やかに続く坂を登っていくと絵本の店キルヤが建っています。
グリーンの屋根に木枠のドアが異国風で可愛らしく、ガラス張りの窓は思わず道行く人も店内を覗いてしまいます。
店舗の横に1台分の駐車場があります。街中から近いので、近くに有料駐車場もいくつかあるのでそちらに停めてもいいですね。
オープンしたのは2009年。同じ場所で長年営業していた子供の本の店「えれふぁんと」さんが閉店することになり、絵本の大好きだった店主の星野さんが新しく店を開きました。
使われている本棚はえれふぁんとで使用されていたものを譲り受けたそうです。
「店内にあるものは、本もインテリアも好きなものしか置いていないんです。」と少女のように微笑む星野さん。
その言葉の通り、店内のあちこちにキノコが生えていたり、ムーミンの置物があったり…まるで店全体がアート作品のよう。
素敵な店でゆっくりお気に入りの絵本を探す、時間の流れ方がいつもよりゆっくりになったような…そんな癒しの時間を過ごせます。
子供と一緒に出かけても、大人だけで行っても楽しめるお店です。子供への絵本の贈り物を選ぶのもいいですね♪
壁にはお店に通う子供達が星野さんのために描いた絵が飾ってあったり、キルヤに宛てた作品があったり、根強い店のファンが大勢いることも伝わってきました。
お気に入りの絵本を見つけた
私は大人になった今でも絵本が大好きです。
美しい絵、思わず笑っちゃう絵、美味しそうな絵…文字の読めない子供でも絵を見ているだけで夢中になるし、難しい言葉を並べなくても想像力や考える力、言葉を選び感じる力が育ちます。
時間が経っても色褪せない美しいアート作品のようで、並べてあるだけで元気がでますよね。
キルヤでは、どれもこれも自分の手元に置きたくなるような素敵な絵本に出会えます。
そんな素敵な絵本の中から、谷川俊太郎さん文 長新太さん絵の『わたし』とイタリア人作家のベアトリーチェ・アレマーニャさんの『こどもってね……』を購入しました。
『わたし』はずっと欲しくて探していたもの!シンプルだけど哲学的な一冊です。
『こどもってね……』は可愛らしい絵に惹かれて、娘が選んだもの。大人になるまでになくしてしまったたくさんの物に気付く一冊でした。
子供達に読み聞かせをしていて、思わず涙が出そうになって自分でもびっくり!
絵本の店キルヤのイベント情報
そんなキルヤですが、定期的に様々なイベントを行っているようです。
現在は、店内でチコリコーヒーやオーガニックティーを飲むことの出来るイベントを開催中です。
お茶をしながらゆっくり店内を眺め、星野さんとお話の出来るチャンスです。
美味しいお茶を淹れてくれるのは、パリ在住のアーティストMotomitsu Maeharaさん。
店内に飾られたアート作品もマエハラさんのものです。ヨーロッパや音楽をテーマにしたポップでおしゃれな作品です。
絵本も出版されています。絵本もアートポスターもキルヤさんで購入できますよ。
そんなマエハラさんと星野さんに会えるイベントが3月7日に春野図書館で行われます。
カフェやお話会、モビール作りが出来るイベントです。とっても楽しそうですね!
イベントは2月23日から3月7日まで開催されていますが、星野さん達は3月7日のみの参加だそうですので、注意してくださいね。
絵本の店キルヤの基本情報
住所 | 浜松市中区紺屋町300−10 |
電話番号 | 053-477-2687 |
営業時間 | 12:00〜18:00(月・木・金)
11:00〜18:00(土・日・祝) |
定休日 | 火・水 |
駐車場 | 1台あり |
子連れオススメ度 | [star rate=”4″ max=”5″ number=”1″] |
この記事へのコメントはありません。